• クローズ・エルミタージュ ミュール・ブランシュ 2021 Crozes Hermitage Mule Blanche Blanc
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クローズ・エルミタージュ ミュール・ブランシュ 2021 Crozes Hermitage Mule Blanche Blanc

数量
希望小売価格7,700円
7,000(税込)
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製造元Domaines Paul Jaboulet Aine
原産地フランス ローヌ
カテゴリ : ワイン
タイプ  : 白ワイン
生産者  : Domaines Paul Jaboulet Aine
       ドメーヌ・ポール・ジャブレ・エネ
生産地  : フランス ローヌ
品種   : マルサンヌ 50%
       ルーサンヌ 50%
容量   : 750ml

※画像はイメージのため、実際の商品と若干異なる場合がございます。
※ヴィンテージは予告なく変更、写真と異なる場合がございます。

醗酵   : オーク樽、卵型コンクリートタンク
熟成   : フレンチオーク樽(228L、新樽比率15%)
       卵型コンクリートタンクにて8カ月熟成
ビオ情報 : ビオロジック
認証情報 : Ecocert
海外ワイン専門誌評価歴:(2021)「ジェームス・サックリング」93点
クローズ・エルミタージュ ミュール・ブランシュ 2021 Crozes Hermitage Mule Blanche Blanc
7,000(税込)

商品説明

深みを与えるマルサンヌとフレッシュで繊細さを与えるルーサンヌの良さが光ります。柑橘やアカシアの香り、洋ナシのようなふくよかな果実味。豊富なミネラルと高い酸が特徴です。

「2021年 / 白ワインは偉大な仕上がり、赤ワインは試練のヴィンテージ」
白ワインは素晴らしいものが出来ましたが、赤ワインは試練の迎えたヴィンテージです。冬は例年より温暖な気候と、急な降雪とが交互に訪れ不安定な気候に始まりました。また、霜被害と強い寒波に見舞われため、局地的に北ローヌでは生産量に差があります。芽吹きが例年より早かったため、霜の影響を受けやすく、気温も安定しなかったため、徐々に生育が遅れ、最終的に収穫は例年より2週間ほど遅れました。ジャブレでは、畑での継続的な作業を行い苦労したヴィンテージです。その甲斐もあり、収穫されたブドウは皮がきめ細かく、大きさも丁度良いサイズに仕上がりました。例年よりも夏場は冷涼な気候だったことで、偉大な白ワインが造られました。クラシカルなヴィンテージに仕上がり酸度の高い素晴らしいものが出来ています。対して、白ブドウの収穫後に、黒ブドウの収穫を行いますが、このタイミングで残念ながら降雨に見舞われてしまったため、大変苦労したヴィンテージです。とはいえ、2021年のシラーにはピュアなアロマが感じられ、フルーティーでありながらスパイシーで、エレガントなテクスチャーを持ちます。凝縮感よりも甘さが際立つ味わいです。フレッシュで長いフィニッシュが特徴です。前ヴィンテージとは対照的な異なるクラシカルな良さがあります。


【Domaines Paul Jaboulet Aine ドメーヌ・ポール・ジャブレ・エネ】
ドメーヌの歴史は1834年、アントワーヌ・ジャブレ氏がこの地でワイン事業を興したことに始まります。彼の息子のポール、アンリを含む6世代がこの家業を守り継ぎ、2006年にシャンパーニュのワイン実業家であるフレイ家の手に渡ります。以来、ボルドーのメドック格付3級シャトー・ラ・ラギューヌの醸造責任者でもある長女カロリーヌ・フレイ氏が指揮を執ります。2010年からはグラヴィティ・システムを利用した最新のセラーが稼働しています。

6代に亘り受け継がれてきたジャブレ家の歴史を2006年に引き継いだのは、シャンパーニュのワイン実業家フレイ家の長女、カロリーヌ・フレイ氏です。ボルドー大学醸造学部では故ドゥニ・デュブルデュー氏に師事。ボルドーのメドック格付3級シャトー・ラ・ラギューヌ、ブルゴーニュのシャトー・コルトン、そしてポール・ジャブレ・エネと3つの醸造責任者として、畑とセラーを行き来する多忙な日々を送っています。

タン・レルミタージュ村の背後にそびえるエルミタージュの丘は、中央山塊を起源とする花崗岩質土壌が基盤となっています。丘は大きく西と東に分かれ、西側は花崗岩の基盤の上に砂や石などの薄い表土が覆っており、ベサールやメアルなど最良のリューディが集まっています。対して東側は標高が低く、シルトや粘土が多くなっています。そのため水分保持力が高く、白ブドウに適した区画が多いのが特徴です。

「良いブドウ無しに、偉大なワインは生まれない。我々が最も大切にしているのは、畑を耕し、ブドウの樹を育てることだ。」その哲学通り、ジャブレでは一年を通じて畑での観察と手当を怠らず、ブドウ樹一本一本が理想的な成長と熟度になるよう、最大限の注意を払っています。以前から農薬や化学薬品の使用を制限した総合的管理農業を行っていましたが、2006年からはビオディナミを実践。さらに2016ヴィンテージからはドメーヌの全ワインが有機認証を取得するようになりました。

ポール・ジャブレ・エネ社の最高傑作といえば、なんといっても「ラ・シャペル」です。

かのロバート・パーカー氏が「間違いなく世界で最も偉大なワインの一つ」と評したこのエルミタージュは、アペラシオン最高のワインの一つとして世界中のワイン愛好家の垂涎の的となっています。ワイン・スペクテーター誌が1999年に行った100年に一度の特別企画「20世紀最高のワイン12本(Wines of the Century)」にて、このワインの1961ヴィンテージに100点を与え、12本のうちの1本に選出しました。
ジャブレ社が誇るフラッグシップ「ラ・シャペル」は、エルミタージュの起源を辿る歴史的な物語に由来しています。1224年、ガスパール・ド・ステランベールという騎士が十字軍遠征の帰途、戦争での己の罪深さを悔いてこの地に小さな教会を建て、ブドウを育てワインを造りました。そのワインが評判を呼び、やがてフランス随一の名声を得るまでになります。これがエルミタージュ(隠者の庵)の始まりの歴史と言われています。この教会(シャペル)は1919年からジャブレ社が単独所有し、エルミタージュを象徴する歴史的建造物として今も丘の頂上でその姿を拝むことができます。またエルミタージュの白「シュヴァリエ・ド・ステランベール」も、かの騎士の名に由来しています。

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